時速500キロのリニアを体験できるイベント

JR東海は5月24日、山梨リニア実験線を走る「超電導リニア」に体験乗車できるイベントを7~9月に実施すると発表した。1日6便のペースで10日間運行する。各便の定員は150席。料金は1区画(2座席)当たり4320円(税込)。

超電導リニアは、車両に搭載した超電導磁石と地上コイルが引き合ったり、反発したりする作用を用い、最高時速約500キロで走る。

応募は、同社Webサイトで5月25日~6月21日まで受け付ける。開催日は7月25~26日、8月22~25日、8月29日~31日、9月1日。各日で午前10時15分、午前11時15分、午後1時15分、午後2時15分、午後3時15分、午後4時15分の6便を予定する。日時は第3希望まで選べる。応募多数の場合は抽選となる。

リニアモーターカーは現在開発が進んでいる次世代型の輸送システムで最高時速は新幹線を越える時速500キロになる見込みです。

このリニアモーターカーを運用開始前に一般人に体験してもらおうという今回の取り組みでは世論に対してのポジティブなイメージ構築の意味合いがありそうです。

リニアモーターカーについては必要性の問題や建設費用の捻出などでネガティブな世論が強いのも事実ですが、国としては公共事業の一環として進めたい考えがあるようです。

飛行機や新幹線がある日本で今後はたしてこれ以上、高速輸送サービスが必要なのかは大きな疑問です。インターネットインフラを使うことでリモートでも仕事ができるご時世ですからね。予算の無駄遣いと批判されるのもしかたが無いように思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする