最強囲碁AI「AlphaGo」が世界最強騎士の柯潔(カ・ケツ)9段に勝利!

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「The Future of Go Summit」(中国・浙江省(せっこうしょう))で5月23日(現地時間)から開かれている、囲碁世界レーティング1位の柯潔(カ・ケツ)九段と、米Google傘下DeepMindの囲碁AI「AlphaGo」の3番勝負。27日に最終局第3局が行われ、柯潔九段の投了によりAlphaGoが勝利した。第1局、第2局ともにAlphaGoが勝利し、世界最強の棋士でもAlphaGo相手に勝ち星を上げることはできなかった。

AlphaGoは2015年10月に、欧州大会で3回優勝した樊麾(Fan Hui)二段に5戦5勝し、ハンデなしで人間を初めて破った囲碁AIとして注目される。2016年5月には世界トップ棋士の李世ドル九段との5番勝負で4勝1敗し、その実力を知らしめた。

この時のAlphaGoのハードウェアは、CPUサーバを1202台、GPUサーバを176台使用する構成だったという。

今回のAlphaGoは、年次開発者会議「Google I/O 2017」で発表された新世代の「TPU(Tensor Processing Unit)」を1台使用する構成で挑んだという。

CATANAインサイト

AIの時代と言われて久しいですが、ついにGoogleが開発したAIが中国人の世界最強騎士である柯潔(カ・ケツ)九段に勝利しました。

柯潔(カ・ケツ)九段のすごいところは「それでもAlphaGOを打ち負かせないとは思わない」と言っているところではありますが、その話は置いておいて、この結果が指し示すことは論理的ルールがしっかり整っている知的業務はすでに大半の人間がAIに勝てなくなっているという事です。

ですから、今まで既存のルールに則ってホワイトカラー業務をこなしてきた人たちはAIにポストを奪われることが明白になったわけです。

ポストAI時代に人間が幸せに生きる道は2つです。

・カオスな環境(ルールや論理が整備されていない)世界でクリエイティブな仕事をする。
・コスト的にAIが入ってき内容な細かい仕事をする

ということですね。前者で言えば、法整備が整っていない国での新規事業のスタートですとか、アップデートが早い新しい産業でのビジネスが該当します。今のところ作家やメディア運営などもAIではできないので食っていくことは可能ですが、いずれ、単純なクリエイティブを制作する仕事はAIに取って代わられるでしょう。すでにプロモーション動画を自動生成するAIツールが開発されています。

後者はたとえばレストランのウェイターなどです。外食産業にとっては当分の間はAIを導入するコストが利益に見合わないためAIを導入しない可能性が高いです。

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