北朝鮮 中距離弾道ミサイル「北極星2型」が発射成功と公式発表

北朝鮮が2017年5月21日に発射したミサイルはSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを地上配備型に改良した、中距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射実験に再び成功し、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が実戦配備を承認して量産を指示したと、国営メディアを通じて写真とともに発表しました。

ミサイルは平安南のプクチャンから発射され、最高高度は560キロまで到達、その後、500キロ離れた日本海沖に落下しました。

2週間連続となった今回のミサイル発射は北朝鮮がアメリカをはじめとする北朝鮮への制裁を検討する国々への対抗姿勢を明確にするもので今後の各国の動きに注目が集まります。

中国では本ミサイル発射実験に伴い、各国に対応の自制を促していますが、アメリカ、韓国、日本は北朝鮮に対する制裁を含めた対応を強めるという見方が現実的です。

また今回は新しいミサイル技術が使われたことも判明しました。

22日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、発射の際の写真を掲載し、移動式の発射台に搭載されたミサイルが、ガスなどの圧力によって射出されたあと空中で点火する、「コールド・ランチ」と呼ばれる技術を使って発射され、固体燃料を使用した際に見られる白みがかった煙を噴き出して上昇していく様子が捉えられています。また、ミサイルに搭載されたカメラで宇宙空間から地球を撮影したとする写真も公表されました。

キム委員長は「100点満点で完璧だ」と述べて「北極星2型」の実戦配備を承認し、量産を指示するとともに、「われわれの核武力の多様化や高度化をさらに進めなければならない」として、核・ミサイル開発を一層加速させる考えを強調したとしています。

孤立を深める北朝鮮に国際社会は対応を迫られている形になります。

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