ハノイのWEBマーケティング事情|ベトナムは確実に伸びると思う。

ハノイでの勤務を終え、東京に戻ってきました。今は本業のWEBマーケターとして日本で業務に当たっています。

すこし、生活が落ち着いてきたところでハノイの現状や今の自分の考え方などをまとめて行きたいと思います。

IT企業の進出が活発なベトナム・ハノイというイメージがあるが、進出企業のバリエーションに欠けるというのが私の印象でした。

IT企業のほとんどはオフショア企業とよばれる受注請け負い型のシステム開発会社でした。

この現状は何を示しているのかというと日本の企業はまだベトナムを”工場”としか見なしていないという事です。オフショア開発の目的はシステム開発の原価=人件費を抑える事にあります。なので、製造業の工場をベトナムへ移してきて原価を圧縮して粗利額を増やしているのと同じです。

そう、IT分野にとってはハノイをマーケットとしてみていないという事です。

私はそんな中でWEBマーケティングをしていました。

ベトナムのマーケットは今は確かに小さいと思います。しかし、GDPが3,000ドルを超えるのは遠くないと思います。もしかすると市場の予測よりベトナムのGDPが成長する率は今後高まってくるかも知れないと思いました。

その理由はベトナム人のIT分野に携わる人たちのスキルがどんどん国際標準化されてきていて、その結果彼らは企業で働く傍ら、サイドビジネスとして欧米企業のシステムやWEBデザインの請負を始めているのです。

IT分野のスキルの伸びと同時にきっとWEBサービスを開発するチームが個人レベル、小規模な企業レベルでこれからもっと増えてくる。そうなってくると一気にWEBのマーケットは発展します。

ベトナムにはロジティクス(物流)の問題はありますが、これは外資と国内双方の企業によって急速に発展しています。すでに彼らは海外からの情報でECサイトを視野に入れたビジネス展開を考えているので、ECサイトの普及によって急速に小口のロジティクス案件は増えるでしょう。日本でも佐川急便さんなんかが入っていましたね。

そして、一番私が驚いたのはスマートフォンの普及率。肌感覚ですがハノイで仕事を持つ20代がスマホを使う割合は既に50%を超えていると見えました。

彼らの月収が500ドル程度ですので、iPhone5Sですと月収の2倍程度になるのですが、ベトナムの若者は躊躇無くそれを買うのです。日本のバブル期における新車の様な感覚ではないでしょうか。「これから経済が伸びてくるのだから買ってしまえ!」と言わんばかりにみんなスマホを持っています。

スマホ・Wi-Fi環境。それにプラスして前述したサービスやロジティクスの整備が加速すれば一気にマーケットとしての魅力が出てきます。そしてベトナム人の平均年齢は28歳、人口は9,000万人。マーケットとしての将来性はかなり有望なのです。

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