29日の北朝鮮ミサイルは距離1万キロを越えるICBMだった可能性

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7月29日の北朝鮮からのミサイル発射実験

アメリカ国防総省は北朝鮮が28日夜、発射したミサイルについて、ICBM=大陸間弾道ミサイルだという分析結果を発表しました。アメリカ政府は北朝鮮が今月初めに発射したミサイルについてもICBMだと分析していて、相次ぐ発射に今後、反発を強めることが予想されます。

アメリカ国防総省は28日、声明を出し、北朝鮮が28日午後11時41分ごろ、北部のチャガン(慈江)道ムピョンリ(舞坪里)から弾道ミサイル1発を発射したと発表しました。

北朝鮮のミサイルについて分析結果次々と。

時間が経過するにつれ、専門家が今回の北朝鮮のミサイルについて分析を重ね、徐々にその実態が明らかになってきました。

まず、今回発射された北朝鮮のミサイルはICBMという見方が有力です。ロフテッド軌道で打ち上げられた北朝鮮のミサイルは40分間以上飛行し、水平距離で1000キロ離れた日本海に着水しました。

  

日本でも撮影

この時のようすはなんと日本の北海道からカメラで撮影されたようです。流れ星のような閃光を伴ってほぼ垂直に落下してくるミサイルの映像が公開されました。それほど日本の近海に落とされたのでした。

こちの動画を見ていただくとよくわかるのですが、弾道ミサイルが落下したのと同じ時間帯にNHKが撮影していた固定カメラがミサイルの弾頭ミサイルの落下をカメラに収めました。

これが北朝鮮のミサイルかどうかはわかっていませんが、角度的にはほぼ垂直に落下しているため、かなり角度の高いロフテッド軌道で今回の北朝鮮ミサイルは打ち上げられたと判断することができそうです。

また、光っているのは大気との摩擦から生じる熱から弾頭ミサイルを保護する役割を果たす素材が燃えている様子だということで、この映像を見る限りでは核弾頭を熱から保護すぐ技術もかなり高度に発展していることが伺えるそうです。本当の核ミサイルだったとしたら・・・と考えると恐ろしいですよね。
  

飛行距離

今回はほぼ垂直のロフテッド軌道で大気圏の外に出て、水平距離で1000キロ飛翔したことなどを考えると最低でも5500キロは飛行可能なICBMミサイルと判断できます。また一部の専門家の意見では今回のミサイルの飛翔時間や水平飛行距離は前回よりも格段に伸びていることから、通常の発射がされれば飛行距離が1万キロを越え、アメリカの西海岸、サンフランシスコやロサンゼルスといった主要都市をターゲットにできるほどの能力を持っている可能性も高いと警笛をならしています。
  

事前に攻撃することが難しい北朝鮮のミサイル

今回、北朝鮮が公開した映像にあるように北朝鮮のミサイルは装甲車の上に発射台がつけられた状態で山間部などに隠され、発射の直前に現れます。このような発射携帯は事前に観測することが不可能であり、発車前に破壊することは極めて難しいそうです。

さらにICBMは大気圏を抜け宇宙空間から大気圏に再突入してターゲットのエリアに落下するシステムになっています。この場合は落下スピードが時に音速をこえることもあり、地対空ミサイルなどでも迎撃が困難であることが指摘されています。

実はソ連とアメリカが冷戦をしていたときにも「核戦争に勝者なし」と言われたゆえんはここにあります。事前の破壊や迎撃がこんなんなミサイルを使いだしたらお互いに大規模な被害が出ることが必死なのです。

今後北朝鮮がどのような動きに出てくるのか。またトランプ大統領ひきいるアメリカ側がどういう措置をとるのかに注目が集まりますが、困難な交渉や判断をせまられそうです。

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